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嘉門達夫
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新・それはまるで
Lyricist:嘉門達夫・おのしんじ・国梨路子・微分・積分・やな気分・ZERO・ZGO Composer:嘉門達夫
彼女に別れを告げられたボクは この世でイチバン情ない存在でした それはまるで 慌てて乗った電車が快速で 降りたかった駅からどんどん離れていく時のようであり それはまるで ペダルを踏み外して一周回ってきたペダルが 思いっきりスネに当たった時のようであり それはまるでシャンプーした後リンスしようとして もう一度シャンプーをアタマにつけてしまった時のようであり それほど情けない僕でした
思えば僕たちは合わなかったのかもしれない なんだか微妙にズレていたのかもしれない それはまるで 着替えの時周りを見たらみんなトランクスで 自分だけ白いブリーフだった時のようであり それはまるで 一本締めでしめたいと思いますって言ってるのに ひとりだけ余計に手をたたいてしまった時のようであり それはまるで「妊婦さんだと思って電車の席を譲ったら ただ太ってただけの人だった」ときのようであり それほど微妙にズレていました Find more lyrics at ※ Mojim.com
彼女を失い ひとりの僕は この世に存在する立場がありませんでした それはまるで ズボンのチャックが生地をかんでしまい 上にも下にも動かなくなってしまった時のようであり それはまるで 電話口で「いないって言って」と言っているのが 聞こえてしまった時のようであり それはまるで 前のチャリンコ必死で抜かしたのに 次の赤信号で追いつかれてしまった時のようであり それほどムナシイ日々でした
彼女と別れた あとの僕は 心に大きな穴が開いたようでした それはまるで 昔好きだったアイドルが30過ぎて ヘアヌードになった時のようであり それはまるで 大好きなアニメのキャラの声優さんの顔を 見たらギャップがありすぎた時のようであり それはまるで ゴミ袋とスーツケースを持って家を出て スーツケースの方をゴミ捨て場に捨ててしまった時の様であり 二人の恋は終わりました
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